

「値段交渉する」ことだ。大手なら社員には厳しい売り上げノルマがあり、少しでも売り上げを伸ばしたいのが本音だ。しかしながら、料金がネックになって入会をためらっている場合には、こっそり二対一の料金を一対一に適用したり、教材費や施設費の名目でとっている料金を割引したりしてくれることもある。とくにノルマの締め、それが人数ノルマならなおさら「こっそり値引き」が横行する。また、もし子どもがサピックスのaクラスや日能研のマスタークラス、四谷大塚のCコース上位といった成績優秀者の場合、特別に授業時間を割り増ししてもらえるかもしれない。これはもちろん塾としての合格実績を上げるためだ。それらがうまくいかなかったら、講師の時給は大差がないので、なるべく安い個別指導(ただし、一対何人か、一コマの時間は何分かに注意)で中学受験経験があり、熱意のある講師を探すのがいい。同じ金額で指導時間が長いほうがより効果がある。ただし、なかにはフランチャイズ方式でコンビニを開くのと同様に考えて開校したオーナーの塾もあり、そうした塾ではまともな中学受験指導のできる講師はいない可能性がある。要注意だ。
一般人試の場合、おそらくいちばん面倒なのはセンター試験対策だろう。科目数が多いうえに、医学部の場合、九割近い得点が要求される。これについては、昔に戻って、みっちり勉強をやり直すしかないが、元大学受験秀才で、基礎学力がしっかりしていれば、それなりに記憶が蘇ってくるし、英語はとくに仕事でふだん使っている人にはやさしく感じられるはずだ。社会科も政治経済などを選べば、かなり一般常識で対応できる。それ以上に、私が社会人に一般入試を勧める理由は、センター試験さえクリアできれば、二次試験が難しい名門といわれる大学ほど、社会人に有利なように問題ができているからだ。一つには、問題が難しいために合格者の最低点が低い。東大の理科V類でも四四〇点満点で二八〇点〜一九〇点、六五パーセントほど取れれば合格できる。そしてそういう場合は、一科目でも得意な科目があれば俄然有利になる。たとえば仕事で英語を使う人なら、最近の東大英語は口語化が進んでいるうえ、リスニングが一一○点中三〇点にもなるので、一〇〇点以上の得点が期待できる。
幼児や小中学生対象の英語教室のような場合は、それこそ自分か住んでいる地域のニーズをつかむことが欠かせなくなります。考え方としては、まず自分が住んでいる学区域の小中学校や幼稚園保育園の子供の数がベースになります。教室に通える距離がどれくらいかも考慮します。さらに地域の英語教育に対する要求度の高さ、たとえばサラリーマン家庭の多い新興住宅地なら高いでしょうし、周囲が田んぼで農家ばかりというところだとあまり期待できないかもしれません。競合的な教室がすでにどれくらいの数あって、生徒数はどれぐらいか、評判はいいかなども重要なポイントです。学校や幼稚園等に通うお子さんがいらっしゃるなら、お母さんたちのクチコミは大切な情報源になります。
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